BREW TROUBLESHOOTING

ドリップコーヒーが酸っぱいときの直し方|調整する順番

まず結論

舌を刺すような酸っぱさや薄さがあるなら、抽出不足の可能性があります。まず豆量と湯量を固定したまま挽き目を少し細かくし、次に湯温や抽出時間を調整します。

心地よい酸味と「酸っぱい」は違う

スペシャルティコーヒーには、果物のような明るい酸味があります。一方で、舌を刺す、味が薄い、甘さが出る前に消えると感じる場合は、お湯が成分を十分に引き出せていない可能性があります。

酸っぱさを直す順番

  1. 挽き目を少し細かくする粉とお湯が触れる面積を増やします。
  2. 湯温を2〜3℃上げる同じ時間でも成分を引き出しやすくします。
  3. 注湯を穏やかにして時間を延ばす流れが速すぎる場合に接触時間を増やします。

まずは豆量と湯量を固定してください。中細挽きから一段階だけ細かくして同じ手順で淹れ、改善しなければ挽き目を戻して湯温を上げる、という順番なら変化を判断できます。

症状から原因を切り分ける

酸っぱく感じるときの確認表
症状考えられる状態最初の調整
酸っぱく、薄い抽出が速い挽き目を細かく
酸っぱく、ぬるい湯温が低い湯温を2〜3℃上げる
酸味はあるが甘い豆本来の個性変えずに記録する
濃いのに酸っぱい比率と抽出の問題が混在まず1:16へ戻す

調整例:2分で落ち切ったV60

豆15g・お湯240g・92℃で2分で落ち切り、酸っぱく薄かったとします。次の一杯は比率と湯温を変えず、挽き目だけを一段階細かくします。 2分30秒前後になって甘さが増えれば、その挽き目を新しい基準として保存します。

参考資料

本記事は以下の公開資料を参考に、家庭で再現しやすい出発点と調整手順をBrewTune編集部がまとめたものです。